「代々木アニメーション学院に通いたいけど、普段は社会人として働いているので日中は時間を取るのが難しい」と感じている人もいるのではないでしょうか?
しかし、そんな心配は不要です。代々木アニメーション学院に夜間学部があるのをご存知でしょうか?
後ほど詳しく解説しますが、代々木アニメーション学院には平日の夜や土日に授業を受けることができるコース(学部)が存在しています。
そこで今回は、代々木アニメーション学院の夜間学部について徹底解説していきます。
どんなことが学べるのか?や学費、授業時間についても解説しているので、代々木アニメーション学院の夜間学部に興味がある人はぜひ参考にしてください。
代々木アニメーション学院の夜間学部は東京校だけ
代々木アニメーション学院には夜間学部が設置されていますが、夜間学部という名称ではなく「全日社会人夜間学部/全日Wスクール学部」という名称です。
プロの声優やイラストレーターなどを目指したい社会人のために用意されている学部で、授業は平日の夜と土日に実施されます。終業年数は2年です。
夜間学部の具体的な授業時間は学科(後ほど詳しくご紹介します)によって違うので一概には言えませんが、授業時間の例としては以下のような感じです。
- 月曜日:なし
- 火曜日:19:00~21:00
- 水曜日:なし
- 木曜日:19:00~21:00
- 金曜日:なし
- 土曜日:10:00~17:00
- 日曜日:なし
※授業外学習として動画教材を活用したeラーニングも行われます。
授業の内容・カリキュラムは日中の学部(代々木アニメーション学院では「全日制学部」と呼ばれています)と同じです。
しかし、代々木アニメーション学院の夜間学部(全日社会人夜間学部/全日Wスクール学部)は東京校にしか設置されていないのでご注意ください。
代々木アニメーション学院の東京校の住所は以下の通りです。
【住所】東京都千代田区神田三崎町1-3-9
最寄駅は水道橋駅、神保町駅、九段下駅、後楽園駅となっています。
代々木アニメーション学院の東京校の教室はすべてがプロ現場仕様となっており、レコーディングスタジオや音響・照明などが完備されています。
実際のプロの現場と同じ環境で学ぶことにより、確かなスキルが身につくのが代々木アニメーション学院東京校の特徴です。
代々木アニメーション学院の夜間学部で用意されている学科
代々木アニメーション学院の夜間学部には以下4つの学部が用意されています。
- 声優タレント科
- アニメーター科
- イラスト科
- マンガ科
それぞれどんな学科なのかについて詳しく解説していきます。
声優タレント科
声優タレント科はプロの声優や俳優、タレント、ナレーターなどを目指している人のための学科です。
これまでに2,000人以上が在学デビューをしており、これは在学デビュー数日本一です。
水樹奈々さんや櫻井孝宏さん、中村悠一さんなど数多くの有名な声優も多数輩出しており、2021年度の出演実績は150キャスト以上にもなります。
代々木アニメーション学院の声優タレント科では演技力に重点を置いたカリキュラムが採用されており、演技の基本となる発声や感情表現だけでなく、校内に設置された録音スタジオでの収録を繰り返すことで、実際にアフレコ現場で必要なマイクの使い方など実践的なことも学べるのが大きな特徴です。
未経験者でもしっかりと技術が付くカリキュラムとなっているのでご安心ください。
アニメーター科
動画マンやアニメーター、アニメ監督、アニメ作家などを目指している人のための学科です。
代々木アニメーション学院が教えてくれる講師は全員がアニメーターとしての活躍経験を持った人たちなので、レベルの高い専門的な授業を受けることが可能です。
代々木アニメーション学院のアニメーター科は44年もの実績を持っており、業界就職率はほぼ100%となっています。
また、生徒一人ひとりに液晶ペンタブレットが付与され、プロの現場と同じような環境で作品作りの練習・経験を積むことができるのも大きな特徴です。
※代々木アニメーション学院のアニメーター科の評判について解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
イラスト科
イラストレーターやゲームグラフィッカー、CGデザイナー、アートディレクターなどを目指す人のための学科です。
イラスト科のカリキュラムも、未経験者でも安心して学ぶことができるような内容になっています。
イラスト科ではこれまでSEGAやXFLAGなどのゲームメーカーとコラボして、実際の現場と同様のイラストコンペなども開催しています。
このような企業との取り組みを経験することで、様々なイラストに対応できるイラストレーターとして成長し、卒業してすぐに活躍できる人材になれるのが代々木アニメーション学院のイラスト科の特徴です。
※代々木アニメーション学院のイラスト科の評判について解説した記事もぜひ参考にしてください。
マンガ科
その名の通りマンガ家はもちろんのこと、マンガ編集者やマンガ家アシスタントなどを目指す人のための学科です。
ヒーローズの現役編集者が毎週、作品の審査と指導授業を行なっているのが最大の特徴です。
また、各出版社でマンガ制作に関わっている編集者が代々木アニメーション学院を訪問し、生徒の作品を審査する出版社審査会も開催されているため、代々木アニメーション学院にはマンガ家デビューのための最短ルートが用意されています。
代々木アニメーション学院のマンガ科では、キャラクターの作り方やストーリーの組み立て方法といった基礎的な技術はもちろん、デジタル作画に対応するためのイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO」の使用方法も学習します。
さらには、手描きでの作画にも対応できるように、つけペンやベタ・ホワイト、スクリーントーンなどの使い方も学びます。
代々木アニメーション学院の夜間学部の学費
代々木アニメーション学院の夜間学部の学費は以下となります。
※4月入学のみとなります。
【1年次】
- 入学金:200,000円
- 年間授業料:693,000円
- 施設設備費:385,000円
- 教育充実費:220,000円
- 教材費:55,000円
- 合計:1,553,000円
【2年次】
- 年間授業料:693,000円
- 施設設備費:385,000円
- 教育充実費:220,000円
- 教材費:33,000円
- 合計:1,331,000円
1年次と2年次を合計すると総額2,884,000円となります。
入学金の納入期日は合格通知発行日より2週間以内です。期間が短いのでご注意ください。
代々木アニメーション学院への出願はWEBからとなります(WEB出願)
代々木アニメーション学院のWEB出願のやり方について解説した記事もご用意していますので、ぜひ参考にしてください。
また、代々木アニメーション学院に入るまでの流れについて解説した記事もぜひ参考にしてください。
働きながら代々木アニメーション学院に通うなら週一コースもおすすめ
社会人として代々木アニメーション学院に通うことを考えると、夜間学部はもちろんおすすめですが、週一コースもおすすめです。
代々木アニメーション学院には習い事・カルチャースクールのような感覚でプロが使っている機材、設備を使った実践的な授業を受講できる週一コースが用意されています。
「一度でいいからアフレコしてみたい」というライトな人からプロ志向の人まで、個々のレベルに合わせて授業を受けることが可能なのが特徴です。
料金は半年制で全コース15万円(税抜)となっています。
コースは以下の23コースが用意されています。
- 声優ベーシックコース
- ヴォーカルコース
- 留学生声優コース
- ダンス&ヴォーカルコース
- Vチューバーコース
- ダンスコース
- 殺陣アクションコース
- 声優ジュニアコース
- ダンス&ヴォーカルジュニアコース
- 声優アドバンスコース
- ヴォーカルアドバンスコース
- イラストベーシックコース
- マンガベーシックコース
- デジタルコミックコース
- デッサンコース
- フィギュアベーシックコース
- 3DCGコース
- シナリオ・小説ベーシックコース
- アニメベーシックコース
- e-sports実況ベーシックコース
- 劇場運営スタッフコース
- 芸能マネージャーコース
- 衣装デザインベーシックコース
代々木アニメーション学院の夜間学部を検討されている人は、週一コースもぜひ検討に入れてみてはいかがでしょうか?
今回は代々木アニメーション学院の夜間学部の概要や用意されている学科や学費などについて解説していきました。
繰り返しになりますが、代々木アニメーション学院の夜間学部は東京校のみとなっていますので十分ご注意ください。