代々木アニメーション学院にはゲーム学部という学部が用意されています。
ゲームクリエイターやゲームプログラマーなど、ゲームに関する職業を目指している・興味がある人にはぴったりの学部です。
そこで今回は、代々木アニメーション学院のゲーム学部について徹底解説していきます。
筆者が実際に代々木アニメーション学院のパンフレットを取り寄せて、ゲーム学部について徹底的に調べたので、新鮮な情報が満載です。
代々木アニメーション学院のゲーム学部に興味がある人はぜひ参考にしてください。
代々木アニメーション学院のゲーム学部とは?どんな学科がある?
代々木アニメーション学院のゲーム学部はゲームクリエイターやゲームプランナー、ゲームプログラマーなどゲームに関する職業を目指す人のために設置されている学部です。
ゲーム学部にはゲーム総合科とゲームプログラミング科の2つの学科が用意されています。
ゲーム総合科
ゲーム総合科はゲームプランナーやゲームプロデューサーなど、ゲームの企画に興味がある人におすすめの学科です。
1年次はゲーム制作の基本として使われているゲームエンジン「Unity」の使い方などを学びます。
合わせて、ゲームの企画書の書き方や人気ゲームのヒットの要因分析なども行い、ゲームプランナーとしての視野を広げていきます。
さらには、チームを組んでゲームの企画を立案し、コンペを行うといった実践的な学習もできます。
2年次ではいよいよ本格的に個人・チームでのゲーム制作に取り掛かります。
制作したゲームは代々木アニメーション学院に来場したお客様にプレゼンし、実際にプレイしてもらう成果発表会でお披露目されます。
ゲームプログラミング科
ゲームプログラミング科はゲームプログラマーやゲームエンジニアなどゲームの開発に興味がある人のための学科となります。
代々木アニメーション学院ではVRゲームなどの最先端のゲームの研究のため、VIVE Pro Eyeなど最新のVRゴーグルも配備されていたり、生徒1人につき1台のゲーミングPCが付与されたりと、設備もかなり整っています。
また、ゲーム開発に必要なゲームエンジン「Unity」ともトレーニングパートナー契約を結んでおり、Unity認定ユーザーや認定アソシエイトの資格取得も可能になります。
この資格を取得することによって、ゲーム業界への就職が圧倒的に有利にになるというメリットがあります。
カリキュラムとしては1年次では「ゲーム総合科」の生徒と一緒にゲーム制作の基礎を学びます。
2年次では、ゲーム開発に必要なプログラミングの知識などを本格的に学んでいきます。
チームによるゲーム開発を実践して、開発の経験を重ねていくことも可能です。
代々木アニメーション学院のゲーム学部に入るには?
代々木アニメーション学院に入学するためには書類選考と面接の2つを突破しなければなりません。
※詳しくは代々木アニメーション学院の入学試験の内容について解説した記事をご覧ください。
書類選考では代々木アニメーション学院への志望動機と将来の夢を記載します。
ゲーム学部に入りたい場合は、当然のことながらゲーム業界に対する興味を示さなければなりません。
そして、できることであれば、すでにゲームプログラミングなどに関して自ら学ぶなどして、その姿勢をアピールできるとなお良いでしょう。
以下にゲーム学部の志望動機と将来の夢の一例を記載しますので、ぜひ参考にしてください。
【代々木アニメーション学院・ゲーム学部の志望動機の例】
貴校にはチームでゲームを開発するためのカリキュラムが揃っていることに加え、切磋琢磨できる仲間がいると思ったからです。
私は将来、たくさんの子供たちが遊ぶゲームを作りたいと思い、日々ゲームプログラミングの勉強(独学)に励んでいます。
しかし、独学だけではチームによるゲーム制作の過程を実践で学べないというデメリットがあると最近は感じでいます。
貴校ではチームによるゲーム制作のカリキュラムがあるので、まさに今の私が求めている環境があると感じました。
また、貴校のオープンキャンパスに行ったとき、ゲーム学部の多くの生徒が自分が作ったゲームに対してフィードバックを貰おうと来場者に積極的に意見を聞きに行っている風景を目の当たりにし、生徒の熱量の高さを感じました。
そのような生徒同士が切磋琢磨できる貴校の環境でより一層ゲーム制作の能力を高めたいと思い、貴校を志望します。
※代々木アニメーション学院のオープンキャンパスについて解説した記事もぜひ合わせてご覧ください。
【将来の夢の例】
たくさんの子供たちが遊ぶゲームを作るのが夢です。
私は小さい頃はあまり人付き合いが得意ではなかったのですが、中学生のときに初めて親にゲームを買ってもらい、ゲームを始めたのをきっかけに人付き合いが楽しく思えるようになりました。
私の人生の転機はゲームであると言っても過言ではありません。
そんな私の人生を変えてくれたゲーム業界に恩返しがしたいという思いから、私はたくさんの子供たちが遊ぶゲームを作りたいと思っています。
今はその夢を叶えるために日々ゲームプログラミングの勉強(独学)に励んでいます。貴校に入学し、さらにゲームプログラミングのスキルを高め、夢を必ず叶えたいと思います。
代々木アニメーション学院のゲーム学部の学費は?
代々木アニメーション学院のゲーム学部の学費は以下の通りです。
【1年次】
入学金:200,000円
年間授業料:693,000円
施設設備費:429,000円
教育充実費:220,000円
教材費:55,000円
合計:1,597,000円
【2年次】
年間授業料:693,000円
施設設備費:429,000円
教育充実費:220,000円
教材費:33,000円
合計:1,375,000円
1年次と2年次を合わせると総額2,972,000円となります。
他の学部の学費も気になる人は、代々木アニメーション学院の学費について解説した記事をご覧ください。
代々木アニメーション学院のゲーム学部を卒業すると、どんな会社に入れる?
最後に、代々木アニメーション学院のゲーム学部を卒業すると、どんな会社に入ることができるのか?について解説します。
ゲーム学部を卒業し、王道のゲーム業界に就職することを考えると、以下のような会社が候補としてあがってくるでしょう。
- 株式会社Cygames
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- グリー株式会社
- 株式会社ディー・エヌ・エー
- 株式会社ミクシィ
- 合同会社DMM.com
- 株式会社Donuts
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- メディア・ビジョン株式会社
- 株式会社フロム・ソフトウェア
- 株式会社ウインライト
- 株式会社ゲームフリーク
- G2 Studios株式会社
- 株式会社カプコン
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 株式会社コロプラ
- アソビモ株式会社
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 株式会社タカラトミー
- KLab株式会社
- クラウドゲート株式会社
代々木アニメーション学院のゲーム学部では就職カウンセリングを受けることも可能です。
自分にはどんな会社が向いているか?などに関してカウンセラーの客観的なアドバイスをもらうことができます。
受ける会社が決まれば、応募書類を作ったり面接対策をしましょう。
ポートフォリオ(ゲームの作品)の提出が求められる会社もありますが、それは代々木アニメーション学院で制作したゲームを提出すれば十分です。
その後、会社の面接や試験を受ける形となります。
もし不合格になったとしても、カウンセラーとの面談はいつでもOKなので、改めて受ける会社を選定していけば問題ありません。
自分に合ったゲーム会社を見つけて、有意義な社会人生活を送りましょう。
今回は代々木アニメーション学院のゲーム学部ではどんなことが学べるのか?入る方法や学費、就職先について解説しました。
ゲーム学科は代々木アニメーション学院の中でも人気学部の1つですので、しっかりと書類選考・面接対策をして臨みましょう。
国語や数学などの試験がないからといって油断は禁物です。代々木アニメーション学院は不合格になる可能性もあるのでご注意ください。