代々木アニメーション学院への入学を検討している人の中には「代々木アニメーション学院の偏差値ってどれくらいなのだろうか?」という疑問を持っている人もいるのではないでしょうか?
しかし、結論から申しますと代々木アニメーション学院に偏差値はありません。
本記事ではその理由についてわかりやすく解説していきます。
代々木アニメーション学院に興味がある人はぜひ最後までお読みください。
代々木アニメーション学院に偏差値はない!その理由とは?
冒頭でも述べた通り、代々木アニメーション学院に偏差値はありません。
まず前提として、偏差値を算出するには平均点が必要となります。
しかし、代々木アニメーション学院の入学試験は書類選考と面接のみです。
国語や数学、英語といった勉強科目は用意されていません。
※詳しくは代々木アニメーション学院の入学試験の内容について解説した記事をご覧ください。
つまり、平均点や点数の算出をする方法がないのです。
以上の理由から代々木アニメーション学院に偏差値はありません。
代々木アニメーション学院には偏差値がない=簡単に受かる?
代々木アニメーション学院には偏差値がないことがお分かりいただけたかと思いますが、偏差値がない=簡単に受かるというわけではないのでご注意ください。
確かに国語や数学、英語といった科目の勉強は一切不要ですが、書類選考と面接対策は必須となります。
書類選考と面接対策をテキトーにやってしまうと落ちる可能性も十分にありますのでご注意ください。
代々木アニメーション学院は不合格になる可能性はあるのか?について詳しく解説した記事もご用意していますので、ぜひ参考にしてください。
そもそも偏差値とは何なのか?
代々木アニメーション学院に偏差値はありませんが、国語や数学、英語といった勉強科目が用意されている学校ではほとんどの場合において偏差値があります。
ここからは、偏差値とは何なのか?について解説して本記事を終了とします。
例えば、100点満点の数学のテストを受験して70点を取ったとします。
では、この70点がすごいのかどうかはどうやって判断すればいいのでしょうか?
例えば、受験者全体の平均点が30点のテストで70点を取ったとしたらそれは凄いですね(平均点=30点なのでかなり難しいテストだったのでしょう)
逆に平均点=65点のテストで70点を取ったとしてもそれは凄いかどうかは怪しいですね。
つまり、自分の点数が凄いかどうかというのは、受験者全体の点数に依存するわけです。
それを客観的に示したのが偏差値と言われています。
偏差値はテストを受験者の中で自分がどれくらいの位置にいるかを表す指標です。
平均点を取れば偏差値=50となります。
平均点より低い点数を取れば偏差値は50よりも小さくなり、平均点よりも高い点数を取れば偏差値は50よりも大きくなります。
偏差値の算出方法
少し専門的な話になりますが、偏差値は「(個人の得点-平均点)÷ 標準偏差×10+50」で計算することができます。
ここで標準偏差という言葉が出てきましたが、標準偏差とは得点の散らばり具合を表す指標です。
標準偏差は「(個人点数-平均点)の2乗の総和÷受験者数の平方根」で計算することができます。
例えば、受験者全体の平均点が60点で受験者数=10人(A君〜J君)だったとしましょう。
そして、点数は以下の通りだったとします。
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | |
点数 | 50 | 70 | 60 | 40 | 100 | 50 | 40 | 40 | 60 | 90 |
すると、標準偏差={(50-60)2+(70-60)2+(60-60)2+(40-60)2+(100-60)2+(50-60)2+(40-60)2+(40-60)2+(60-60)2+(90-60)2}÷10の平方根となるので、20となります。
標準偏差が求められたので、ようやく偏差値が出せます。
例えば、A君の偏差値=(50-60)÷20×10+50=45となります。
A君は平均点の60点よりも低い点数なので、偏差値は50よりも小さくなっています。
E君の偏差値=(100-60)÷20×10+50=70となります。
E君は平均点の60点よりも高い点数なので、偏差値は50よりも大きくなっています。
今回は代々木アニメーション学院に偏差値がない理由と偏差値の求め方について解説していきました。
繰り返しにはなりますが、代々木アニメーション学院=偏差値がないからといって簡単に合格するわけではありません。
しっかりと事前の準備・対策をした上で書類選考と面接に臨んでください。
代々木アニメーション学院に入るにはどうすればいいのか?について解説した記事もご用意していますので、ぜひ参考にしてください。